古典研究会〜書道の楽しさに触れる〜

先日は古典研究会でした

私が所属する書究文化書芸院が年に一度開催している物です

 

名前だけあって古典を研究する会

内容は後期検定試験に向けた古典だったのだけれど

仮名、詩文書、楷書、行書、隷書と1日みっちり学びました

 

今回の古典研究会は初めて私の生徒さんも出席してくれて

すごく嬉しい会となりました

 

目の前の検定試験があるからと言っても

時間を生み出すことは容易いことじゃないし

学ぶ意思がないと参加もできないと思うんです

 

それを自ら学ぶと決めたことが

もうすでにすばらしいなと感じます

午前の部は仮名や詩文書だったので

初めての経験にどうやって書くのかどのようにい収めるのかもわからない状態で

実直に学ぶ生徒さんの姿を見て私も生徒としてそして指導者としても

たくさんのことを学ぼうと質問を出来るだけたくさんして吸収しようと頑張りました

午後は太虚先生が楷書、行書を教えてくださり

筆使いをとても丁寧に解説してくださいました

筆のしなりを利用して書くこれがとても腑に落ちました

さらに起雲先生が隷書を指導してくださいました

筆に逆らわず力を抜いて書くということ、

目の前で見るとより線の質の素晴らしさを感じ取ることができて

大変勉強になりました

 

 

わかった知識をできる自分の技術に変えていくことが一番難しいのですが、

今日学んだイメージを自分の筆法に結びつけようと何度も何度も書く

シンプルにこれしかない

時間をめいいっぱい使って半紙に向かって何度も何度も書く過程は

めちゃめちゃ楽しかった!!

 

書道をしている時間は本当に楽しいなとつくづく思いました

書けなくて悔しい思いも、書けて嬉しい思いもひっくるめて楽しいです

 

今回新しいことに挑戦している生徒さんを応援しながら見ていて

生徒さんも同じことを感じてくれたら嬉しいなぁと思いました

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