はねと払いの筆使いの誤解!
書道を教えていると生徒さんの中で
イメージが固定されているなと感じるのが
はねとはらいです
それも良くないイメージ
そのイメージというのがはねはシュッ!はらいもシュッ!!
としてしまうこと
確かに小学校教員をしていた時も
はねとはらいはシュッ!シューと音で教えてはきました
だからある程度のイメージを掴ませるために
音で表すことは大切だとは思うのですが
滑り台をすべる感覚でシュッとものすごい速さで
筆を動かしてしまうのは大きな誤解です
では実際はどうかというと
はね、はらいの方が速度が遅いのです
下の動画でぜひ、はねやはらいの時の
速度に注目してみてください
筆のまとまりがないところはスルーしてくださいね笑
どうでしたか?
意外にゆっくり書いていたと感じたのではないでしょうか。
字の形は模写の力がある人は取れる方もいますが、
筆使いは一人ではなかなかわからないこともあるものです
だから私も自分の先生から
筆使いの仕方は特に注目して学んでいますし、
自分が教えるときは一人一人のつまずきを捉えて実際に見せたり、
筆を持って感覚を掴んでもらったりしています
こういう筆使いの誤解は早いうちに直した方が
その後の成長は早くなります
ぜひ基本を大切に書道をしてみてくださいね