古典を学ぶ大切さ
10月1日に書究文化書芸院が主催する
古典研究会に参加してきました。
普段の教室でも、自由作品では行書や草書などの古典作品を臨書しています。
この臨書こそが、書道を学ぶ上でとても大切で、書道の上達への一歩です。
臨書とは、古くから伝わる書道の法帖や石碑を手本に、その筆法や背景を学ぶことです。
臨書をすることそのものが、書の古典を学ぶことになります。
近々、後期の検定試験が行われるので、その課題を中心に、
仮名、詩文書、楷書、草書、隷書と
たくさんの書体を学びました。
それぞれの書体の持つ特徴を知ったり、
それぞれの書体の筆法を学んだり、
書かれた時代を考えたり、
古典を学ぶことで書道がより深くなります。
中でも私は今回「仮名」について
新しい発見がありました。
普段は漢字を主に学んでいますが、
詩文書で作品を作っていくには
ひらがなについても学んでおくと
作品作りの幅が広がります。
学生時代に仮名は取り組んでいましたが、
側筆で書く部分と、直筆で書く部分とがあること
法帖の見方も学ぶことができました。
5時間くらい集中して半紙に向かい書く時間は
正直とても疲れましたが、
得るべきものがたくさんありました^^
今後、生徒さんに伝えていきたいことも
たくさん学べたのでとても有意義な時間となりました。
詳しくはこちらのブログにもまとめましたので、読んでみてください。
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