子どもに書道をしてほしい理由
最近の子どもの習い事は、私が小学生の時と比べて
多種多様だなと感じます。
私の頃はほとんどが書道教室かそろばんかピアノでした笑
でも今は、水泳、英語、体操、ダンス、サッカーなどなど、
放課後の小学生は忙しいなという印象さえあります。
ではそんな中でも、私が書道を勧める理由。
それは、自分を見つめる時間になるからです。
小学生・中学生といっても
毎日学校や習い事に行き、そこで交流する人と
きっと知らず知らずに比較をしています。
人と比べて優劣をつけて、
落ち込むこともあるのではないでしょうか。
でも、書道は違います。
毎回自分の字と向き合って、昨日より、先に書いた一枚より、
成長した自分と対峙します。
自分の文字と向き合い取り組んでいる中で、
その都度その時の自分を認め、自分の成長を感じることができるのが書道です。
小さい時から、私は書道教室に行くと落ち着くことができました。
嫌なことがあっても、書いているうちに忘れて、
悩んでいたことも忘れていたように思います。
それくらい自分と向き合える時間なのです。
人と比較しない、自分と向き合う、
そしてその時の自分をマルっと受け入れる。
これは大人でも子どもでも大事なことです。
だからこそ、忙しくしている子どもにも
自分を認める時間を書道を通して贈ってあげて欲しいなと思います。