6時間書き続けた先にあるもの
先日は書道の錬成会でした
錬成会とは、仲間が集まり長時間書道の作品作りに没頭する時間
今は後期検定試験の締切があり最後の大詰めの錬成会でした
私の地元厚真町に札幌からも集まり、
総勢6名での錬成会となりました
私も先日、自分が学んでいる教室での錬成会に参加したのですが
錬成会の後はぐったり疲れるんです
頭も体も使って6時間くらいはひたすら書くので
参加することも勇気や覚悟が必要です
それを、自分には必要だと感じ
参加される生徒さんの心意気は感心そのものです
途中休憩を入れたり、仲間とおしゃべりする時間はありながらも
約6時間は書き続けるわけだから
その時間の中では、
アドバイスをもらってわかったり
気持ちが途切れて散漫になったり
気分が変わって気持ちが乗ったり
と、いろいろな自分の感情を感じて書き続けるわけです
そうして長時間作品と向き合ってみると
自分の感情の変化と共に作品もどんどん変わっていく
長い時間書くからこそ見えてくるものがあります
それは体験したからこそ見えてくる体感です
私もそういう波を感じながら
筆使いがこれだ!と感覚的にわかったり
作品の流れがこうするといいな!と見えたりする感覚は
長時間向き合った時に感じることが多いです
だからこそ
自分の一線を突き抜けるためにも
長時間向き合う機会は大事にしてほしいなと思うのです
今後もそういう機会は
出来るだけ多く作っていこうと思います
そして一緒に書道の技術を高めていきましょう