字を上達するための短期集中期間

私の教室では硬筆も毛筆も指導していますが

毎月課題を提出してもらっています。

 

月例課題は子どもや大人ごとに違うものですが

月例課題でその人の癖や取り組んだ方が良い目標が違うので

月例課題でその人にあった指導しています

 

 

月例課題は月に1回提出するために取り組むものですが

年に1回又は2回検定試験というものがあります

 

この検定試験は

自分の級位を今までよりも上げたい

この一年で良い結果を残したいなど

今の自分よりもステップアップすることを狙っています

 

でも私が大切にしているのは、今の級位を上げること以前に

その目標に向かってどう取り組むのか

ここが一番大切だと思っています

 

例えば定期テスト、中学生以上になればありますよね

 

定期テストは普段の学習の積み上げを見るテストだけれど、

大抵の人は定期テストに向けて

対策をしたり集中して勉強したりすると思います

 

3週間前からプランを立てたり

2週間前から勉強する時間を確保したり

1週間前は寝ずに勉強したり笑

 

そうやって目標に向かって取り組みますよね?

 

これと検定試験は似ていると思います

 

私は検定試験に取り組む際には錬成会という時間を設定しています

これは普段のお稽古の時間が1時間でも錬成会の時は2時間や3時間と設定し、

集中して課題に取り組む時間を敢えて作っているのです

 

それは、ただひたすら書くのではなく

集中した時間だからこそスモールステップで課題を提示し

それを達成できるように取り組み上達する感覚を掴んでほしいからです

 

普段の1時間ほどでは見えてこない

成長の過程が時間があれば見えることがあります

 

なにしろ

その目標を達成するために取り組むという経験が

その後の自分の取り組み方のヒントになると考えています

 

子どもの成長スピードは時に大人の想定を超えることがあります

子どもに限らず大人になって覚醒する人もいます

 

だからこそ私は短期間で集中して取り組むこともとても大事にしています

 

自分もまとまった時間を設定して取り組んだからこそ、

良い作品が生まれる経験もしているのでそれを伝えたいというのもあります

 

継続的な取り組み方も、そして時には集中して取り組む時間も

両方を大事に取り組んでほしいと思いますニコニコ

 

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