天童寺大熊住職による禅のお話×書道体験会〜終了しました!

作日10月30日の天童寺書道教室の体験会は

天童寺の住職である大熊真龍住職による禅語のお話からスタートしました。

「随流去(ずいるこ)」という禅語

大梅禅師とある僧侶のエピソードを話していただきました。

言葉の意味としては、大きな流れに抗うことなく、

流れに従って生きていくということ。

この話を聞きながら、自分の人生を振り返り、

今の自分があるのも大きな流れの一部なんだな

と感じる自分がいました。

 

話の中で住職が

「頑固さや意地は自分の真理に基づいているものなら良いが、

自分の思い通りに進んでいると思っていないか?」

と語りかける場面がありました。

 

自分のこだわりや執着が独りよがりのものにならないように

気をつけながら日々過ごしたいなと心を改める機会になりました。

 

そのお話の後、書究文化書芸院理事長

山田起雲先生より書を書くにあたっての

文字の歴史や文字のつくりの話をしていただきました

昔の文字を見て書くことを「臨書」というのですが、

今回昔の方が書いた行書や草書の文字を見ながら

自分の好きな文字を選んで書くという体験をしてもらいました。

(「永」の字で筆のウォーミングアップをしてから臨書に入りました)

 

1000年以上も前から残っている文字はやはり美しく、

その美しさを感じてもらいながら書に一人一人が表していく様子は

とても素晴らしかったです。

お一人お一人が自分の書に向かい、

書いた書には誰一人として同じ文字はなく、

ご自分らしい書がとても良いなと感じます。

 

今後も自分の書に誇りを持って

書き進めていただけたらと思っています。

 

おかげさまでこの30日の体験会で

天童寺書道教室の申込は定員の10名様に達しました。

11月6日から10名でスタートができますこと、

大変嬉しく思っています。

 

入会していただけた方、入会を検討していただけた方

本当にありがとうございます。

次回の募集は未定ではありますが、

また書に触れる企画も考えていきますので、

その際はこちらのホームページでもお知らせしていきますね^^

ホームページの更新も楽しみに待っていてくださると嬉しいです。

今後とも天童寺書道教室景風をよろしくお願いいたします。

 

 

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